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センチ四方ほどの小さな“石”で任天堂を転ばせるかもしれないー―。

経営再建中の半導体大手、ルネサスエレクトロニクスが2日、山形県鶴岡市の
鶴岡工場の閉鎖
を決めたことで、任天堂が頭を抱えている。
任天堂の最新ゲーム機「Wii U」の事業計画が覆されかねないためだ。

なぜ、鶴岡工場の閉鎖が任天堂の痛手になるのか。
それはWii Uの“命の石“ともいえる半導体を製造しているからだ

鶴岡工場にとって、任天堂は前世代機から「Wii」の半導体製造を担っていた得意先。
ピーク時には製造量の半分以上が任天堂向けを占めた。だが、Wii Uの販売不振の
あおりを受け、今年に入ってから工場の稼働率は低空飛行を続け、赤字を垂れ流していた。

鶴岡工場が“任天堂依存”だったとはいえ、任天堂が今後、別の会社にWii Uの半導体の
製造を頼めばよいと思うかもしれない。だが、そう簡単にはいかない事情があるのだ。

鶴岡工場の最大の特徴は「混載DRAM」と呼ばれる特殊な半導体を製造できること。
計算用のロジック回路と記憶用のメモリー回路という、タイプの異なる2種類の回路を、
一つの半導体上に作り込むことが可能なのだ。

当然ながら製造は難しく、そのノウハウは「旧NECの最先端の技術が詰まった
“秘伝のタレ”のようなもの」(業界関係者)。業界内での評価は高く、一時は米国の
半導体大手や政府系ファンドなどが出資し、鶴岡工場を独立させる計画もあったほどだ。
Wii Uでも、画像処理用の半導体で、この混載DRAMの技術が使われている。

あるルネサス幹部は「量産できるのは世界でも鶴岡工場だけ。よそで作るのならば、
二つの半導体を使うなど、設計そのものをやり直す必要があるのでは
」と話す。
同じ半導体を作るため、鶴岡工場の設備を買い取って活用するなどの対処法も
考えられる。しかし、前出の業界関係者は「先の見えないWii Uのために、任天堂の
わがままを聞いてくれる半導体製造会社があるのだろうか
」と手厳しい。

当の任天堂は工場の閉鎖は15年度とまだ先のためか
「当面のWii Uの生産に影響はない」と言葉少な。
どちらにせよ、半導体の設計変更などコスト増を伴うWii Uの計画の見直しは
避けられなさそうな情勢だ。Wii Uの販売不振が鶴岡工場の閉鎖を招いた側
という身から出たさびの感もあるが、任天堂の苦境はまだまだ続きそうだ





これ・・なにげに困りますよねw

なんかいろいろイワクがついてまわりますねw
wiiUはw

が、がんばれーw