南極大陸周辺の海底で、動物の骨をムシャムシャ食べる奇妙な蠕虫(ぜんちゅう)の新種が2種を発見されたそうだ。この海洋虫はオセダックスに属する種である。

 オセダックスという学名は、「骨をむさぼり食う者」という意味のラテン語だ。英語ではゾンビワームとも呼ばれている。死んだクジラなどの動物の骨を餌にしており、生態系の環の中で重要な役割を果たしているという。
これらのオセダックスは、クジラの骨や難破船の残骸の末路について調査を行っていた国際チームが発見した。いずれも体長は数ミリで、体幹からは指のような付属器官が4本生えている。南極周辺では、以前にも5種類のオセダックスが発見されている。

 英ロンドンの自然史博物館のエードリアン・グラバー氏率いる研究チームは、「ディープシー・ランダー」と呼ばれる深海潜水艇を用い、巨大なクジラの骨と木材を海底に置き、1年2か月たった後に回収した。その結果は一目瞭然だったという。骨は赤いオセダックスでびっしりと覆われていた。

 ところが木材は無傷のままで、深海に沈んだ材木などでよく見つかる「キクイガイ亜科(Xylophagainae)」と呼ばれる木食性の貝がまったく見つからないことに驚いたという。

 発見されたオセダックスは、オセダックス・アンタルクティカス(Osedax antarcticus)、オセダックス・デセプティネシス(Osedax deceptionensis)と名付けられた。画像はいずれもアンタルクティカスのものだ。

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 オスのアンタルクティカスはメスよりはるかに小さい。オスはただの精子ドナーにすぎず、メスの体内にトランクのように収納されているものもある。

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 オセダックスはかつて、日本、スカンジナビア、カリフォルニア州などでも発見されている。デセプティネシスの方は、水深わずか21メートルのところで発見され研究者らを驚かせた。オセダックスは深海性でこんなに浅い場所で発見されたことはないからだ。これによりオセダックス属は、水深21メートルから2800メートルと、かなり広い範囲に生息していることとなる。

高分解能電子顕微鏡写真
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 海底は地球上で最も生態系の解明が進んでいない場所の一つだが、南極海の海底に木を食べる生物がいないとみられることは、海洋考古学者にとっては朗報だ。南極海の海底には、英国の探検家アーネスト・シャクルトンが1914年に行った南極探検の際に乗っていた木製のエンデュアランス号など、多くの難破船が沈んでいる。





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