自転車用ヘルメットはダサいし、かさばる! それを解決するために、スウェーデンの大学院で
工業デザインを学んでいた女子大生ふたりが、7年がかりで「目に見えない」ヘルメットを発明した。
一見わからないが、実はこのモデルは目に見えないヘルメット「Hovding」を装着している。
「目に見えない」というのは、単純に透明な素材でつくられたヘルメットのようなものを言い表している
わけではない。彼女たちが発明したヘルメット「Hovding」は、マフラーのように首に巻くスタイルのもので、
衝突直前にクルマのエアバッグのように出現する仕組みとなっている。事故に遭遇したときの人の動作を
感知し、その後わずか0.1秒でエアバッグが頭部全体を覆い、衝撃を吸収する。
その「事故に遭遇したとき」というのを的確に感知するために、彼女たちは自転車事故に関する大量の
データベースをもっている医者と組み、独自のアルゴリズムを開発した。
クラッシュテストでは従来のヘルメットの3倍以上の衝撃吸収力を証明した。
販売価格は399ユーロ。日本円にすると5万円以上もする。従来のヘルメットであれば数千円で買うことが
できるし、そもそもヘルメットはいらないと言っている人たちも多いのに、そんな高価なものをどうやって
買ってもらえるのか、と疑問をもつ人もいるかもしれない。
http://wired.jp/2013/08/06/invisible-bicycle-helmet/
クラッシュテストの様子
これ、ほしいわ。
つか、子供のプレゼント価格帯まで落ちる生産性ができたら
爆発的ヒット商品だろ。
装着というパターンで。