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毎日暑い日が続き、工夫を凝らして暑さ対策をしている人は多いだろう。
だが気軽にクーラーや扇風機を使えない学生たちは、教室で暑さに耐えているのだ。

そんなつらい状況から脱するべく、高校の男子生徒が半ズボン禁止に反発して、
スカートをはいて学校側に抗議する事件が起こった。
 
・半ズボンがダメならスカートで!
抗議運動を起こしたのは、イギリスのウィットチャーチ高校に通う勇気ある10人の男子生徒たち。
首謀者は、15歳のタイロン・イブリン君だ。
彼らは学校側に半ズボン着用許可を求めて、なんと学校中をスカート姿で歩き回り訴えかけたのだ。
 
・抗議運動の綿密な計画
タイロン君たちは、フェイスブック上で仲間と計画を練っていたため、
教師に計画を嗅ぎ付けられた可能性があった。
そこで、友人から借りたスカートをバッグにしのばせて、とりあえずズボンをはいて登校した。
その後トイレでスカートに着替え、「半ズボンがはきたい!」と繰り返し叫びながら廊下を行進した。
 
・学校側に主張は通らず
しかし、この抗議は長くは続かなかった。
全員すぐに校長室に呼び出され、長ズボンに着替えるよう言い渡された。
同校のヒュー・ジョーンズ・ウィリアムズ教頭は、
「規則を変えるつもりはない。その代わりに、天候と生徒の健康状態に注意を払い、
ペットボトルの水は配給しよう」と語ったとのこと。

・女子の扱いに比べて不公平
タイロン君は規則が変えられるまで、長ズボン反対運動を続けると誓った。
「この暑さに長ズボンはふさわしくない。女子はスカートなのに、
男子が半ズボンをはけないのはおかしい。これは正当な抗議だよ」というのが彼の言い分だ。
女子生徒には “スカートか長ズボン” かを選べる権利があるそうで、
確かにタイロン君の主張はもっともかもしれない。

生徒にとっては、勉強に集中できる涼しい制服のほうが良いに決まっている。
とにかく熱中症には十分気をつけてほしいものだ。

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うんうん。

君たちの言いたい事はよくわかるよ!

こういう子達は応援したくなるよ!