荒れ果てた荒野を4時間走って、デスバレーの奥深くに入り込むと、そこには人間の理解を超えたものが存在する。まるで生きているようにひとりでに動く石だ。この石は、砂漠にひきずったような跡を残してゆっくりと移動するが、さまざまなが説があるにもかかわらず、動く原因はどれも実証されるに至っていない謎だ。

2006年、NASAのプロジェクトにも関わっているジョンズ・ホプキンス大学の惑星科学者ラルフ・ローレンツ博士が、米カルフォルニア州デスバレー国立公園に存在するこの動く石の謎の解明に乗り出した。

 NASAの気象センサーでも、謎の解明には至らなかったが、あるとき突破口が開けた。動くふたつの石が衝突しそうな軌跡を残しているにもかかわらず、まるで互いにぶつかるのを避けるなんらかの力が働いたように、触れた形跡がないことだった。

しかし、ローレンツは石が動く原因についてフォース説ではなく、昔読んだ北極での現象を思い出した。北極の岩や石は氷で覆われるため、地面から浮いた状態になって摩擦がなくなり、簡単に動くのではないかということだ。デスバレーで集めた気象データによって、ここでも北極と同じような極寒になることがわかった。

証明する必要があるため、ローレンツは家のキッチンカウンターの上に凍った砂漠にみたてたものを作って、タッパーウェアと石を使って実験してみた。すると、ちょっとした風を当てただけでも、石は動き、軌跡もできた。ふたつの石がぶつかりにそうになると、互いを避けるという現象も見られた。

石が動く原因は、エイリアン説でも、フォース説でも、磁気説でもなく、氷と水とちょっとした風だというローレンツの説が現在は有力である。




おおおおお!!!!!!

これは面白い仮説。

というか、これ答えじゃないですかね?

とにかく、他のうさんくさい説よりは
遥かに説得力がありますよねw

いやーwおもしろいわーw